息子家族と12年ぶりです! ふるさとへ |
雄武町のオホーツク紋別空港利用促進助成事業を活用して、 9月28日〜30日に息子家族(左写真)と6人で雄武町に行ってきました。
12年前に雄武町民大学「役立つ知恵袋」の講師として、お招きいただいたとき以来の訪問です。
雄武町は小学校5年生までの11年間を暮らした土地です。北浜町の家の前に広がるオホーツク海では、ウグイを釣り、
時化た浜に上がる鮭を拾い、磯でウニを取り、魚の木箱を積んで遊んだ子供時代の楽しい遊び場でした。
小学校の卒業を待たずに引越し、わずかな時間しか住まわなかった雄武町ですが、流氷が去った透明な春のオホーツク海、30℃を超えるわずかな夏の日、海を照らす秋の大きなお月さま、
冬の流氷のきしみ音などなど、子供のころに記憶された風景が今も鮮明に思い出され、懐かしく、そして、いつも恋しく思う郷里となっています。
雄武町内を車で巡り、孫に「ここがババの生まれたところ」と、話しながら、ああ・・・こんなに町の中心街は小さかったのだと、あらためて思い、
店がほとんど無くなってしまっている錦町の様子に驚き、宮の森の奥までもが公園として整備されていることに、長い時間が過ぎたのを感じました。
その日は、子供のころには無かった日の出岬ホテルに宿泊。和洋室は広く、温泉も清潔でとても良かったです。
次の朝、日の出は残念ながら拝めませんでしたが、子供のころと変わらぬオホーツク海の上に輝く美しい朝焼けを観ることができたのは嬉しいことでした(下記写真:雄武港・朝焼け・日の出岬公園)。
また、近所に住んでいた千葉さんご夫婦(右下写真)、2人の同級生、三浦議員にお会いでき、楽しいひと時を過ごせたのは幸いでした。
雄武町へ思いをはせながらも、2日目は孫たちが期待の旭山動物園へ、3日目は大雪山系の黒岳に登り、始まったばかりの紅葉を楽しみ、紋別に寄って海鮮丼を食べ、
出塚食品で揚げたてのかまぼこをお土産に購入し、紋別オホーツク空港から、帰路につきました。
北海道を回るには短すぎる3日間の旅行でしたが、懐かしい雄武町だけではなく旭川までも足を延ばせることができたバラエティーに富んだ旅行でした。
今、住んでいるさいたま市からは雄武町は遠く、なかなか訪問できませんでしたが、この度の助成事業は、そんな私の背中を押してくれて、お陰で懐かしく、
楽しい家族旅行ができました。ありがとうございました。
話は変わりますが、私は今年3月に退職しましたが、最後の仕事として会社の120周年を記念した家事本「暮らしまる洗い!コツと基本120」(扶桑社)(左写真)
の作成にあたりました。個人名は記されていませんが、原稿を書いています。一人暮らしなどで、洗濯や掃除を始める方を主に対象としていますが、
ご興味のある方は一度ご覧になっていただければ嬉しいです。
< 12/2012 投稿 工藤 千草>